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健やかに暮らす 2016.08.22

災害大国ニッポン。知らなきゃ困る水の使い道

防災_重炭酸塩

『備えあれば憂いなし』

複数のプレートが折り重なった上にある島国日本。列島は南北に長く、大陸も近いため、地域によって気候の違いや気候変動も受けやすいところにあります。四季折々が楽しめる美しい国である反面、その立地から様々な自然災害に悩まされることが多いのも事実です。

今回は、そんな災害の多い日本に住む私たちだからこそ欠かせない「水からみた防災対策とその知識」について紹介していきます。

1年に13の台風が直撃し、1000〜2000回の地震が発生!

防災_重炭酸塩2
気象庁によると、近年、日本に接近した台風の数は平均で年間13回、そこから上陸あるいは通過したのは約半数となっています。これには、台風とは別に災害をもたらす局地的な豪雨などの回数は含まれていません。

また、日本地震学会によると、実際に体感できる震度1以上の地震は年間1,000~2,000回程度起こっていると言われています。平均すると1日に3~6回!災害とつねに隣り合わせの環境下で日々の生活を送っていると考えると、ちょっと怖くなりますね。

経験者・未経験者から見る、私たちの災害に対する危機意識は?

防災_重炭酸塩3

日々、様々な自然災害が身近に見え隠れしている日本。そのため、私たちの防災に関する意識は非常に高いものになっています。

ある調査機関のアンケートによると、

・災害に対する危機意識は高まっているか・・・
はい 83.8% いいえ16.2%

・災害に対する備えは十分だと思いますか?・・・
十分2.0%  やや不十分34.9% 不十分63.1%

・特に危機感を感じている災害は何ですか?・・・
地震や津波45% 台風や集中豪雨30% 火災10%

また、災害に対してどのような備えをしているかの内訳をみていくと・・・

災害に対してどのような備えをしていますか?
(かっこ内は災害未経験者、かっこ外は災害経験者)

・非常食や水・・・52%(55%)
・家具の転倒防止・・・50%(52%)
・防災用品・・・42%(58%)

となっています。災害経験者と未経験者の意識に差がないことも、日本人の危機意識の高さが現れていますね。被害を最小限にして、安心で健やかな生活を送っていくためにも、日ごろからの備えはなくてはならないものとなっているようです。

その中でも災害対策において、やはり水はライフラインの最重要のものに位置づけられています。一方で備えが不十分という声が90%以上を締めているというデータもありますね。では、実際にどのくらいの水を備蓄しておけばいいのでしょうか。

ライフラインに最も重要なのは水!必要な水の用途や量を把握しておこう

防災_重炭酸塩4
災害時に必要な水の主な用途として以下の要素があります。

【1】飲料、食事用
【2】生活用
【3】トイレ用

それぞれについて、細かく見ていくと・・・

【1】飲料や食事用について
防災_重炭酸塩5
人間が1日に体内に取り込むのに必要な水の量は、1.5リットル~2リットルと言われています。これを下回ると脱水症状の原因になるので、水分補給は怠らないようにしなければなりません。また、食事用とは、煮炊きする時など、食事を作るのに必要になる水のことを指しています。湯せんで温める場合のものは、必ずしも飲料水でなくてもOKですが、食事を作るとなると、飲料水が必須なので気をつけてください。

【2】生活用
防災_重炭酸塩6
生活用には、飲食した食器類の洗浄や手洗いのほか、体を拭く・顔洗い・歯磨き(場合によっては洗濯)といった衛生面も含めた幅広い用途が考えられます。特に大切なのが、歯磨き。1回につき30mlほどの水を使って、ブラシを水につけてからブラッシングしていきます。もしも歯ブラシがない場合は、しっかりうがいをしましょう。歯磨きやうがいは、口から体内に入るばい菌を防ぐ、非常に重要な役割を果たすからです。

阪神・淡路大震災では、震災による誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん・細菌が唾液や胃液と共に肺に流れ込んで生じる肺炎のこと)で、200人もの方が亡くなられました。他にもインフルエンザの予防にも良いとされているので、歯磨きとうがいは朝と夜の最低2回は怠らないようにしましょう。

【3】トイレ用
防災_重炭酸塩6
実は私たちが日常で何気なく使っている水洗トイレは、1回流すごとに約10リットル近くの水を使っています。このことからトイレ用としていかに大量の水が必要かが分かります。トイレ用に関しては飲料水でなくてももちろん大丈夫ですが、基本的には、凝固剤の使用とポリ袋を活用した簡易トイレを設置するなど、なるべく水を使わないで済むように心がけましょう。

上記を考えると、理想としては1日あたり1人4リットルはあったほうが、気持ち的にも安心と言えます。もちろん、災害の大きさや、ご家族の人数、状況(ケガをした場合は、更に余計に必要になることも)によって必要な量は変わってきますので、あくまで目安として参考にしてみてください。多いぶんに越したことはありませんが、少なくとも飲料・食事用として3日分、出来れば1週間分は備えておきたいですね。

お水から見える防災対策について紹介してきましたが、いかがでしたか?普段何気なく使っているお水ですが、災害時にはこんなにも用途があります。

『備えあれば憂いなし!』

いざというときに困らないように、何も起こっていない今だからこそ、しっかり対策と準備をしておきましょう!


参照元:
何が起きても命を守る 防災 減災BOOK 著者:ゆうゆう編集部
東京防災 編集:東京都総務局総合防災部防災管理課

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