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健やかに暮らす 2015.12.25

ラベルを制する者は健康を制す!?ボトルラベルで読み解く、ワンランク上のミネラルウォーターの飲み方

コンビニやスーパーに並んだ豊富なミネラルウォーター。あなたは何を基準に選んでいますか?

商品ブランド、ボトルデザイン、飲み口など……

ポイントは多々あるかと思いますが、日頃から口にするものであれば、まず考えたいのは、“自分の体に合うか否か”という点。

たくさんの水の中から、自分の体が求める用途や目的に適したよりよいものを選ぶには、水の性質を正しく見極めるあなた自身の「目」が必要です。そして、美容や健康によい水の成分を理解するための秘訣、それはボトルに表記されたラベルの中にありました。

今回は、普段何気なく見ているラベルについてチェックしていきましょう。

 

まず、ラベルの読み方を教えてください!

このような項目の羅列に見覚えはありませんか?

【ミネラルウォーターのラベル表記】
品名:ナチュラルミネラルウォーター
原材材料名:水(鉱水)
内容量:●●●●ml
原産地:日本
採水地:静岡県
殺菌(処理)方法:無殺菌
賞味期限:●●部に記載
– – – – – – – – – – – –
栄養成分(100mlあたり)
エネルギー●●kcal
たんぱく質●●g
脂質●●g
炭水化物●.●mg
ナトリウム●.●mg
カルシウム●.●mg
マグネシウム●.●mg
カリウム●.●mg
– – – – – – – – – – – –
硬度●●●.●mg/L
pH値●.●

 

「なんか見慣れない言葉が並んでいるけれど、一体これのどこを見ればいいの?」

そんな方のためにお教えします。まず、第一は「加熱されていないこと」。農林水産省が出しているミネラルウォーターの品質表示のガイドラインでは、容器入りの飲料水を「ミネラルウォーター類」と呼び、全部で4つに分類しています。

つまり、ラベルの中でいうと、まず見るべきところは「品名」です!
 

農林水産省によるミネラルウォーターの4分類

「ナチュラルウォーター」
沈殿・ろ過・加熱殺菌以外の物理的・化学的な処理を行っていないもの。

「ナチュラルミネラルウォーター」
ナチュラルウォーターの中でも、ミネラルをもともと含む地下水を原水とした水。

「ミネラルウォーター」
ナチュラルミネラルウォーターの中でも、品質を安定させる目的のため、ミネラルの調整・混合・殺菌・除菌などを行ったもの。

「ボトルドウォーター」
上記以外の飲料水。純水・蒸留水・水道水がこれにあたる。
出典:「ミネラルウォーター類(容器入り飲料水)の品質表示のガイドライン」より

 

以上のように、加熱殺菌などなんらかの殺菌行為を義務付けていますが、除菌するためとはいえ加熱すれば水の組成は変わり、水そのものが死んでしまいます。水の美味しさを決める酸素も炭酸ガスも失われてしまうのです。

さらに、水道水のように塩素などの薬品で殺菌処理した水を飲むなどは論外といえます。菌は死滅しますが、人の体の細胞も傷つけられ、健康を害しかねません。

 

ラベルは「水の処方箋」だった!特に注意して見るべき項目はこれ

ミネラルウォーターの情報を記したラベルは、まさに水の名称と用法、用量を記した「処方箋」

水の健康作用を判断する手がかりとして、とても重要な役割を果たしています。なかでも重要なチェックポイントは以下の4つ。前述の【ミネラルウォーターのラベル表記】の中にもその名称が記載されています。
 

殺菌(処理)方法

無殺菌が理想的ですが、ろ過であれば水の組成はそれほど変わりません。加熱殺菌のものは、水の組成そのものが変わってしまいます。こちらは前述の通り、第一にチェックしたいポイントです。

硬度

水の性質を表す指標です。硬度によってカルシウムとマグネシウムの含有量が判断でき、味や健康への効果をある程度測ることができます。

基準となる数値は、120mg/L。WHO(世界保健機関)では、水1リットルに溶け込んでいるカルシウムとマグネシウムの量を数値化した量が120mg以上を硬水、それ以下を軟水と示しています。

軟水はまろやかで飲みやすく、体への負担が少ないという特徴があります。対して硬水は苦味があり、のどごしが硬く感じられるなど飲み口はあまり好まれませんが、ダイエットや不足したミネラルの補給などに寄与するといわれています。

pH値

pH7を中性としてそれ以下だと「酸性」、それ以上だと「アルカリ性」の水であることを表します。

酸性は酸味があり、アルカリ性は舌をさすような風味を感じることがあります。これらの性質は、より値が強くなるほど顕著になるので、水に溶けている物質によってもpHは変化します。

ポイントとしては、弱アルカリ性がもっとも体へのミネラル分の吸収率が高いといわれています。

栄養成分

水の含まれるミネラルの種類と分量が記載されています。主に100mlあたりの数値で統一されています。

ミネラルウォーターには、硬度で示されたカルシウムやマグネシウムの他にもさまざまなミネラル分が含まれています。特に大切なのは、カルシウム・マグネシウム・ナトリウム・カリウムの4つです。市販のボトルにも、通常この4つが表示されているはずです。

栄養成分に関しては、ミネラルの種類と量によって大きく違ってきます。その働きを、次の章で詳しく見ていきましょう。

 

これさえ覚えればもう水マニア!主なミネラルの栄養成分とその働き

人間にとって必要不可欠な成分であり、ミネラルウォーターの中に含まれている「ミネラル分」。では、体に取り入れるとどういった働きをするのでしょうか。これさえ知れば水に関しての知識は十分!ミネラルウォーターに多く含まれる、代表的な栄養成分を紹介します。

カルシウム
皆さんもご存じの通りカルシウムは骨や歯の構成要素ですので、骨粗しょう症の予防になったり、イライラ解消、高血圧や動脈硬化の予防といった効果があります。1日の上限量は2300mg。

マグネシウム
マグネシウムは血圧や血糖値の調整の働きがあるため、動脈硬化・心臓病・高血圧の予防・糖尿病・血糖値の改善といった効果が見込まれ、また、不足するとエネルギーが生成できずに疲れやすくなったり、集中力の不足、慢性疲労、鬱といった状態に陥りやすくなります。

ナトリウム
ナトリウムには筋肉や神経を正常に保つ働きがあるため、ナトリウムが不足すると筋肉が痙攣したり、血圧が下がって、意識を失うといった症状に陥ることがあります。

カリウム
カリウム不足は心臓に良くないといわれ、ナトリウムによる血圧上昇を抑える働きがあり、その他にもナトリウムとのバランスをとることで神経や筋肉の機能の維持に務めます。

 

不足しがちなミネラルを取りたければ、やっぱりミネラルウォーター!

ペットボトルのラベルから読み解く4つのミネラル成分は、人が生きるうえで必要なものばかり。

効率的に摂取するには、それぞれのミネラルが多く含まれる食品を食べることですが、日々の仕事が忙しくて外食中心の生活であったり、食事の時間が短い方には、食べ物から摂るというのがなかなか難しいこともあるかと思います。

そんなときは、ミネラルウォーターを普段からバッグに入れて、サプリメントのようにミネラルを補うのも一つのアイデア。特に健康に気をつかわれている場合には硬水がオススメですよ!

参考文献:
藤田紘一郎(東京医科歯科大学名誉教授)著『万病を防ぐ「水」の飲み方・選び方』講談社

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